待望の娘が生まれた初節句。
両家の祖父母はとても喜んで雛人形を贈ってくれます。
でも雛人形の値段も高いし、年に一度しか飾らない。
大きいのもだとしまう場所や飾る場所もいるからと、小さなもので済ませてもいいのではないかって考えていました。
それでも半ば孫のためと喜ぶ祖父母のために思って人形店を訪れて驚いたことがあります。
それは人形それぞれの顔が皆違うのです。
当たり前だと思われるかもしれませんが、今まで人形の顔が違うということは知っていてもどれがどれなんてわからなかったのですが、娘への人形を選んでいるとどうしてもこの人形の顔、とういうものが見つかりました。
値段が高いかどうか、作者が有名かどうかは関係ありません。
絶対にこれだという人形がいるんです。
サイズだったり着物のデザインで他のものの方が気になっても、やっぱり元の顔の人形の方が気になるんです。
すごく不思議な体験でした。
雛人形の顔が違うのはただデザインが違うのではなく、その人形が守るものが決まっているかのようでした。
